セロリ:家庭菜園の土作り

セロリの土作りと施肥

セロリは、強い芳香とシャキッとした歯ごたえで最近、人気急上昇の野菜です。サラダや肉料理の付け合わせとしてだけでなく、スープに入れてもGood! スープの香り付けには、小株の「スープセロリ」が育てやすく、家庭菜園向けです。
カロテンや繊維質が豊富な健康野菜。もっと食卓に登場させてください。

セロリの土作り・肥料のポイント
●セロリは、有機質に富む肥沃な土壌を好みます。多肥料、多潅水を特に必要としますので、入念な管理が必要です。元肥、追肥を充分に与えます。高温、低温ともに苦手としますので、夏には、敷きわらをして潅水を怠らないことが、大切です。

★苗作り
1.タネは、一昼夜、水につけてから、布の上にこぼして水を切ります。布に包んで涼しいところ(25℃以下)に2〜3日おきます。催芽させてから種まきします。
2.植えたタネには、タネがやっと見えなくなる程度に細かい目のふるいで薄く覆土し、涼しい日陰に置きます。
3.本葉3枚のころに苗床に移植し、本葉7〜8枚の苗に育てます。

★畑の準備
前作は早めに片付け、石灰、堆肥をまいて25〜30cmの深さによく耕します。1平方メートルあたり、堆肥はバケツ1/2杯、石灰は大さじ3〜5杯が適量です。

★元肥入れ
1平方メートル当たり、堆肥はバケツ1/2杯以上、化成肥料は大さじ5杯、鶏糞は3〜4握り、油かすは大さじ5杯が適量。畝全体に堆肥と肥料をばらまき、うない込みます。

★追肥 1平方メートル当たり、油かすは大さじ2杯、化成肥料は大さじ1杯が適量。肥料が不足しないように15〜20日おきに追肥します。